7/3(木)、3週間ぶりに京都トコ会館を見に行きました。建物は既に完成したのですが、外構はできていなくて、木どころか草も生えていません。これからは植え木屋さんや庭師さんの仕事となり、7/20頃には、竹製の塀や、わずかのスペースですが、花木が植えられて庭が完成します。
会館の1階と2階には、ステンドグラスが1枚ずつ入っていて、美しい光がゆらめき、たおやかな空気が流れ、「いるだけで癒される」。そんな気分になります。
6/11の会館の姿は
こちらをご覧ください。
7/3の会館の姿は
こちらをご覧ください。
「産褥入院できる助産院を作ろう!」と決意したのが、2012年の9月、その経緯は
こちらをご覧ください。
完成は当初の予定より3~4カ月遅れたのですが、何かと規制の厳しい京都の中心部で、建物を建てるのですから、やむを得ないと言えば、やむを得ないですね。
会館内は以下のようになっています。
1階は、健美サロン渡部の施術室と、研修室A
2階は、トコ助産院
3階は、研修室B・研修室C・事務室・休憩室など
引越日は、7月24日(木)に決まりました!
7月23日~25日は引越し作業のため、健美サロン渡部は休業。7月26日から、トコ会館で、健美サロン渡部の施術が始まり、この日に予定していたトコちゃんベルトアドバイザー養成セミナーは、トコ会館で開くこととなりました。広くて真新しいホールでのセミナー、ワクワクします。
7月31日(木)に内覧会を開きますので、ご案内いたします。勤務が終わってからでも参加できるよう、13時~20時を予定しています。19:30までに、ぜひお越しください。
トコ会館の2階は「トコ助産院」です。8月2日に「両親学級」を皮切りに、徐々に外来でのケアを始め、公費補助券を利用しての妊婦健診や保健指導、デイケアは、9月頃からご利用いただけるようにしたいと考えています。産褥入院は、早くても10月からになると思います。
ところで、とてもタイムリーに、「京都市スマイルママ・ホッと事業(産後ケア事業)」が7月1日より始まるとのニュースが、舞い込んで来ました。それは、京都市内に住所を有する生後1カ月未満の母子で、母親への心身のケアが必要であり、親族等から出産後の援助が受けられない母子が、対象となるそうです。
利用できるケアは、デイケア と、ショートステイ(産褥入院)で、費用は、一般世帯 で、デイケア3,000円 ショートステイ6,000円 と、とても安価。利用希望者は、保健センターに申請し、この事業による支援が必要であると認められると、利用できるそうです。
しかし、委託医療機関募集の方を読んでみると
「分娩取扱施設であること」という条件があるため、分娩を取り扱わないトコ助産院は、対象外となることが分かりました。「助産院での分娩は危険だからするべきではない!」と多くの医師が主張しているにも関わらず、入所室のある助産院を建てる場合は、法律上、分娩室を作る義務があります。そして、分娩を取り扱わないでいると、産褥入院の委託医療機関としても認めてもらえないのです。どうなっているんでしょうねぇ?
とにかく、京都トコ会館のホームページの開設、物品の購入、引っ越しの準備、各種クラスの準備など、とても忙しい日々を送っています。何から手を付けていいのか、「これをする前に、これをしておかなくて…」、「これも大事だけれど、あれも早くやらなければ…」と、たくさんのことを考えなければならず、そのうちに、何をしているのか分からなくなり…。忙しいけども、楽しみもいっぱい。
そうこうしているうちに、引っ越し、オープンは、もうすぐです!