横浜市のフォトグラファー 南部法子さんのコラム
もっと速く、多くの方に“まるまる育児”を届けたい

 
【はじめに】
こんにちは。横浜に住むフォトグラファー 兼 姿勢ケア育児サポーターの南部法子です。
振り返れば、赤ちゃんに関わる仕事を始めてからもう13年。2008年にベビーサイン講師としてベビーサイン教室を開業し、その後、おひるねアートで成長記録を残す“おひるねアート講師”や、おもちゃコンサルタント、現在では赤ちゃんや家族の撮影を出張で行うフォトグラファーをしながら、自分が興味を持ったことを学び続けてきました。

【妊活・妊娠・出産】
でも、私には子どもがいませんでした。それでも、今まで大きな病気も怪我もしたことのない私は、焦ることもなく、「子どもは結婚したらいつかはできるもの」と楽観していました。仕事は楽しく、無我夢中で目の前のママや赤ちゃんに全力投球するうちに、ベビーサインもおひるねアートも盛況となり、とても忙しい日々が続くうちに、自分自身の妊活については、あまり考えなくなっていきました。

結局、2008年に結婚してから、2017年にようやく第1子が誕生。この間もちろん、妊娠に向けて何もしていなかったわけではありません。鍼灸・妊娠前デトックスサロン・不妊治療を断続的に受けていたものの、なかなか自然妊娠が難しかった私達夫婦は、医師の勧めもあり、体外受精を繰り返しました。
今となっては、この時から渡部信子先生の骨盤ケアや、頭・頸椎・骨盤を整える施術を受けたり、操体法をしたりしていたら自律神経も整って、高級車が買えるほど不妊治療にお金を費やすことはなかったかも…。

ともあれ、高度生殖医療のおかげでようやく、結婚10年目にして妊娠できたわけですが…、ここからも私の無知のオンパレードは続きます。
友人から「トコちゃん着けてる?」と声をかけられ、そこでようやくトコちゃんベルトの存在を知ったのです。そこで、とあるマタニティイベントに出店されていた青葉のブースで、トコちゃんベルトの体験をさせてもらい、すぐに購入。でも短い体験レッスンだけではよく理解できず、そのままタンスの肥やしになってしまいました。

妊娠中は、ありがたいことに悪阻・腰痛もなく、何のサポートも着けることなく、イベント会場で1日立ったまま働いていたこともありました。妊娠29週のそんなある日、逆子であることを初めて聞かされました。体調も良く無知な私は、「まあ、9割はなおるから、あまり心配し過ぎないで」との医師の言葉を鵜呑みに。今となっては…、「娘はお腹の中で苦しい思いをしていたのだな」と、申し訳ない気持ちになります。

そして32週、帝王切開の予約を取る話になり、「9割はなおる」を鵜呑みにしていた私は、焦って自由が丘のみひかるサロンの池田匠美(なおみ)先生の逆子外来を見つけたわけです。こんなギリギリに連絡してくるなんて迷惑な話ですが、匠美先生はとても丁寧に体操を教えてくださいました。

そこからはトコちゃんベルトと体操用マイピーロを着けて、お尻フリフリ体操を毎日、朝・昼・晩10分以上、それと、お灸にも通いました。結局、1回のお灸と、お尻フリフリ体操のおかげで36週の健診で頭位に(^0^)!帝王切開を免れ、娘は何とか無事に生まれてきたのですが、喜んでもいられないのはここから。

【“まるまる育児”との出会い】
ここからがこれから妊娠・出産される方によく知っていただきたい内容となります。
娘はおっぱいを飲むのは下手、全然寝てくれない、背中はまっすぐで抱きにくい、やっと寝たと思いきや布団に置くとすぐに起きる、泣く。必死で寝かしつけても、起きたままでまた次の授乳とおむつ替えの時間が来て、私はずっと横になれないまま3週間、“育児ギブアップ状態”となりました。

そこで最初に助産師の松嶋裕美先生に助けを求めました。生後3週、出張していただいたその日は、朝から全く寝ない、置けば泣く我が子をずっと抱っこしたままでした。松島先生はすぐに“おひなまき”で娘を巻き、たった1回スクワットをした瞬間、娘は目を閉じて眠りに落ちたのです!「開いた口が塞がらない」とは、まさにこのこと。

夢か魔法のような光景を目にした私は、「え、どういうこと? なぜそんな簡単に寝ちゃうの? ごめん! 娘よ、寝たかったんだよね…」と心の中で娘に謝りました。その日は“おひなまき”とスリング指導をしていただき、「これは何としても松島先生が帰るまでに、この方法を習得しなければ…」と、必死に練習しました。

生後1ヶ月を過ぎたあたりからは、みひかるサロンの池田匠美先生の所に通って“まるまる育児”を学びました。
夫も“おひなまき”でスヤスヤ眠る娘に感動し、“おひなまき”とスリングをマスター。夫も育児への自信が持てるようになり、授乳以外は全て私と同じことができるパパへと成長しました。

【逆子だった娘は】
逆子の胎児の姿勢は、顎を上げて、背中はまっすぐ、あぐらもかけていないことが多いそうですが、今振り返って娘のエコー写真を見ると、まさに背中はまっすぐで、顎を上げています。一度医師にどういう姿勢でいるのかと尋ねたことがありますが、先生も「あぐらじゃなくて足まっすぐにして顔の前に足が来ている状態」と言われていました。今思えば、典型的な逆子だったんですね…。

生れてからは、乳児健診で引っかかるレベルではないのですが、肩甲骨の硬さ、反り腰、浅飲みなどの“困った”ことはたくさんありました。それらも、“まるまる育児”を続けるうちに改善し、3歳になった今、娘はどこへ行ってもご機嫌さんで、「しっかりしてるよね」「お話が上手だよね」「受け応えが3歳に見えない」「足が速い」と言っていただけるようになりました。これは“まるまる育児”とベビーサインの賜物だと思っています。

娘の発達を大いに助けてくれた“まるまる育児”の素晴らしさを、「もっと多くのママに実感してもらいたい」、「もっと普及させたい」との想いが膨らみ、2020年、池田匠美先生・仲真衣先生の元で学び始めました。3日間受講後、「(一般社団法人)胎児と赤ちゃん研究協会」発行の「姿勢ケア育児サポーター」資格認定証書を取得。お陰で日々のホームケアに大変役に立っています。娘は“こどもまき”の気持ち良さに、毎晩リクエストしてくるほどハマっているのが実態(^o^)。巻いている最中に寝てしまうことさえ、何度もあるくらいです。

ただ、渡部信子先生もいつも言われている、「胎内姿勢の悪さでついた癖は改善するのは難しい」を痛感しています。反り腰や反対咬合もあるため、今後もケアの継続は必要ですが、ここまで健やかな成長を見せてくれている娘と“まるまる育児”、信子先生には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。我が家では、大袈裟なようですが、「“まるまる育児”が無かったら、あの上質な睡眠が取れない赤ちゃんは、どんな子に育っていたのだろう」という会話を今もよくしています。

【もっと早く知りたかった“まるまる育児”】
正直なところ“まるまる育児”について知っているお母さんは、私の周りにはほとんどいません。そして、仕事でも「うちの子全然寝ないんです」という悩みを聞くことも度々。長年、ベビーサインやおひるねアートでも、ママ達から「もっと早く知りたかった」の声をたくさん聞いて来ましたが、“まるまる育児”こそ、私がそうであったように「もっと早く知りたかったこと No.1」だと考えています!

ベビーサインは、コミュニケーションの土台作りとして最高のツールで、皆から「やってよかった!」との声を聞きますが、それのさらに根底にある人間としての土台作りは胎児期から始まっています。胎児期を取りこぼしたとしても、生まれてできるだけ早い段階で“まるまる育児”を取り入れることで、「子どもの将来はもっと楽しくなる!」と本気で考えています。

大人になってからでも操体法や“発達やり直し体操”など、先生方が開発してくださった方法を学び、セルフケアを実践し続けることで「大人も変われる!」と実感しています。だから、幼児期を通り過ぎてしまった子ども達にも、若い人達にもぜひ知ってもらいたい。「それが最善の健康法だ!」と伝えたいのです。

近所の整体に行くのも良いですが、自宅でできるホームケアを習慣化することこそ、家族や自分の近しい人達が楽しく過ごせる一番の近道だと思います。

【今後の夢】
最近は新型コロナの影響で、ただでさえ慣れない赤ちゃん期の子育てが孤独になっています。今の私はフォトグラファー業がメインで、赤ちゃんとその家族にお会いする日々を送っていますが、1人でも多くの孤独なママに寄り添っていけるような活動をしたいと思っています。そのためにも、今後はトコ企画セミナーの受講もしながら、末長く学び続けていきたいと考えています。

今後の夢は、姿勢ケア育児フォトグラファーとして、赤ちゃんのCカーブを守ってケアをすることの大切さ、そして、ケアギバーの存在をもっと多くの方に知っていただけるような活動をしていきたいと考えています。それで、今年の2月から、みひかるサロンの池田なおみ先生、ふわり-personal careの仲真衣先生と私の3人で、インスタグラムのライブ配信機能を使って、育児や体の悩みの質問に答えるライブを始めました。なんと先日は、渡部信子先生・渡部博樹先生にも出演していただき、各回100名以上の方が視聴してくださるという予想以上の反響\(@@)/

今後もしばらくは、私のインスタグラムに保存する予定ですので、
https://www.instagram.com/noriko.photography/ ⇒ 6月1日投稿分(信子先生)、6月11日投稿分(博樹先生)を、ぜひご覧ください。

「“まるまる育児”をもっと早く知りたかった(-“-)」と、ママ達が嘆かなくてもいいように、もっと速く、もっと多くの方に情報を届けられるよう、これからもSNSやブログで発信していきたいと思っています