千葉市で自宅salon開業を目指す 伊藤美奈さんのコラム
心地よい抱っこの普及を目指し、自宅salonを開くのが夢

 
【はじめに】
千葉市に住む“姿勢ケア育児サポーター”の伊藤美奈と申します。
独身時代は一般企業の経理事務をしていましたが、妊娠して退職 2児を出産。2人とも“まるまる育児”を知ることもなく育て、病弱な子ども達の育児に悩みながら、2年前まで普通の主婦として暮らしていました。
メディカルアロマに触れた後、母子の姿勢の大切さに目覚めた私は、今は“まるまる育児フォトサークル~おはなとふわり~”を運営する立場となり、自宅salonを開く夢を追いかけながら、毎日を楽しく生きています。
つい先日、渡部信子先生から「コラムを書いて!」とのメッセージが届き、その理由は「新生児ケアセミナーの講師、小林いづみ先生の推薦」だからと(@@)
「えっ、私が? 何で?」 と、5回ほど読み直した末、「トコ企画の先生方のような優しい抱っこを、多くの人達に体感してほしい」と思い、書いてみることにしました。

【私の育児生活】
私の第1子が生まれたのは、10年前、東日本大震災が起きた3週間後でした。計画停電、ガソリンをはじめ様々な生活必需品が手に入らないという大混乱の中で、育児が始まりました。
娘は抱っこしても泣き止まず、おっぱいあげて、やっと寝たと思っても20~30分には泣きだし、ひたすら抱っこをするしかなく、娘の気持ちが分からない私は落ち込むばかり…(-“-; 
夫は会社に寝泊まりするほど忙しいため、ワンオペ育児が続く中、2歳差で第2子を出産しました。
2人とも毎年風邪を悪化させ、入院するほど病弱なうえ、私も夫も病気がちなため、「これは何とかしないと、このままではよくない」と考え、友人からメディカルアロマを学び始めました。

【私の必須アイテムとセルフケア】
アロマの精油のおかげで、子ども達も入院するほど体調が悪化することがなくなり、セルフケアの大切さ、体の仕組み、栄養の大切さを痛感。
それらを次々と勉強し始めると、次第に家族の体をよく観察するようになりました。
今から4年ほど前、当時気になっていたことは、6歳の娘は顔色が悪く、よく転び、「ランドセルが重くて腰が痛い。手足がだるい」と、毎日グズグス。
また、ピアノを習っていたので先生の指導通りに弾こうとしてもできないため本人もイライラ。練習すればするほど、首と手首の痛がりようはひどくなり…。
4歳の息子は、顎が小さく、歯並びが悪く、歯ぎしりをし、お肉が呑み込めず、股関節が固くて開脚やしゃがむのが苦手でした。

そんなときに出会ったのが“ふわり-Personal Care-”の院長、仲真衣さんでした。
子どものケアばかり考えていた私に、真衣さんは「ママが元気じゃないと子育てはできませんよ。まずは自分ファーストでいきましょ(*^_^*)」と!
その一言がストンと腑に落ち、で、まずは私が真衣さんの整体を受けました。

そして、習った通りにトコちゃんベルトIIIと体操用マイピーロを着用し、車運転中はもちろん、スーパーへ買いもの中も、いつでもどこでも身に着けて生活するようになり、空中自転車こぎ体操を日課と決めてやり始めました。
独身の頃から、スポーツジムへ通ったり、ヨガやランニングをしたりしていましたが、捻挫をしたり坐骨神経痛が起きたりするので、「空中自転車こぎ体操もどこか痛くなるのでは?」と思っていましたが、痛くなるどころか腰痛や尿漏れが日に日によくなっていきました。

その後、何かに目覚めたかのように、姿勢を注目した育児を取り入れ始め、子ども達も整体を受けさせ、“こどもまき”とマイピーロを使った育児をスタートさせました。

【流産】
体が楽になったせいなのか、ほどなく妊娠が発覚! にもかかわらず、心拍を確認できず、流産の手術を受けることになりました。
ところが、子宮に細胞の一部が残ってしまい、自然に排出されるのを待つこととなったのに、一向に出てくる気配はなく、体調はスッキリせず、主治医と真衣さんの双方の許可を得て、真衣さんの整体を受けました。
するとその後、自然に流れ出てくれて、再手術を免れ、ホッとしました。
こんな経験が「真衣さんがしているこのケアを、私の大切な人にも体感してほしい!」と、私に思わせてしまったのです。

【“まるまる育児フォトサークル~おはなとふわり~”との出会い】
もう1人子どもが欲しいとの想いが膨らみ“おはなとふわり” https://ohanatofuwari.amebaownd.com に参加したところ、最初から驚きの連続でした。
まずは、まるまるで育てられているお子さん達は、無駄泣きをほとんどしないないこと。
そこで、DOHaDの理論(将来の健康や特定の病気へのかかりやすさは、胎児期や生後早期の環境の影響を強く受けて決定されるという概念)を聞き、胎児期の環境に大きな影響を与える母体や、胎児の姿勢の大切さを知り、ショック(*_*;
我が子たちは、なぜあんなに泣いていたのか、なぜ病弱だったのか、なぜこんなに子どものことばかり私は悩んでいるのか、マルっと全部ここで解き明かされたように思えました。

「これからママになる人やママになった皆が、このことを知った方がいい」と思うようになり、サークルのお手伝いをしているうちに、運営に参加するようになりました。

【まるまる育児を知った後は学び一直線】
「これをどうしたら、伝えられるのだろうか?」。何も分からないため、仲真衣さんが主宰する“ふわり-Personal Care-”主催の「姿勢ケア育児サポーター講座」を受講しました。
学べば学ぶほど内容は深く、「皆が知った方がいい」との想いはますます膨らむばかり。
そのうえ、真衣さんが忙しくてなかなか予約が取れないため、「自分の家族は自分でケアしたい」と思うようになり“ふわり整体講座”を受講し、修了しました。

その後、トコ企画のメンテ“力”upセミナー・骨盤ケアアドバンスセミナー・新生児ケアセミナーと、次々と受講しました。
特に新生児ケアセミナーでは赤ちゃんの“快”についてや、赤ちゃんのお世話一つ一つの場面での、発達を促す声掛けや作法を学び、先生たちのお一人お一人の想いに感銘を受けました。
そして、「先生方のような優しい抱っこができるようになりたい」、「ママ達に伝えられるようになりたい」、「たくさんのお子さんがこんなに心地よく抱っこしてもらえるよう、頑張ろう!」と思うようになりました。

【これからの夢】
現在、自分の家族はもちろん、友人、そこからの繋がりでお知り合いの方を整体しており、笑顔で帰られるお姿をみて、私も元気をもらっています。
子ども達も気付けば、自然に首を回したり、セルフで“こどもまき”をしたり、骨盤ゆらゆらをしたり、信子先生のYouTubeでおなじみのゴリラ体操を親子でしたり、まだまだ我が子たちの体は0歳児だと思って子育てしています。

こんな体験と想いから芽生えた私の夢は、自宅salonを開き、私のような体験をされているご家族を、笑顔に変えるためのサポートをすることです。
それらをできるための知識と技術を身に着けられるよう、トコ・カイロプラクティック学院のベーシックセミナーへと進んで、「手も口も使ってケアできるようになりたい。なろう!」と思っています。
子どもはもうすぐ小学5年と3年になるので、私も勉強適齢期ですからね(^0^)
これからセミナーでご一緒させていただくこともあると思いますので、その際は妊産婦さんや新生児のことなど、いっぱい教えていただけるといいな~と、今から楽しみにしていますので、どうぞ皆様、よろしくお願いします。