渡部信子のコラム
安全性の考え方と北海道5日間の施術遠征

 
【北海道の5カ所で5日間の施術】
7/30(木)から5日間、北海道の5カ所で施術遠征してきました。
7/29(水)の夕方、大阪伊丹空港⇒新千歳空港⇒美唄に移動し前泊。1日目…美唄、2日目…士別、3日目…札幌、4日目…虎杖浜、5日目…函館。
後泊し8/4(月)の午前中は函館朝市で買い物を楽しみ、午後、函館空港⇒大阪伊丹空港⇒京都へと帰ってきました。

ところで皆さん、北海道のこの5カ所の町うち、聞いたことがありどの辺りにあるかを知っているのは、札幌・函館くらいなのでは?
美唄・士別・虎杖浜なんて…、聞いたこともない人がほとんどではないでしょうか?
余談ですが、私は虎杖浜を“とらつえはま”と言ったところ、「“こじょうはま”と読むんです!」と地元の人に笑われました。
虎杖とはイタドリ(スカンポ)のことだそうで、イタドリがたくさん生えていた浜だったので、この名が付いたそうです。
“いたどり”とキーを打つと虎杖と漢字変換されますのでやってみてくださいね。イタドリは良質な杖の素材となるので、こんな字が当てられたのかも?

話は戻りまして、私も今の仕事を始めるまでは、美唄・士別・虎杖浜は全く知りませんでした。たくさんの受講生と接するうちに、全国のどの地域に誰が骨盤ケア・まるまる育児の普及のために頑張っているかを覚えてきました。
そして今回は、その彼女達のクライアントで、各種症状がなかなか改善しない人達を施術するための遠征でした。
施術会の主催者は、5カ所それぞれの地で頑張っている助産師・保育士。彼女達に「今後もさらに頑張ってほしい。少しでも多くの人達に彼女達を知ってほしい」との、私にできる応援でもあったからです。
各地での施術の様子は、私のブログの7/30~8/6の間に、たくさん書いていますので、お暇な方ぜひ読んでみてください。
⇒ https://blog.ap.teacup.com/majyosanba/

【北海道にCOVID-19 を持ち込む?】
旅立つ少し前に「Go To Travelキャンペーン」がスタート。なのに、東京・大阪などでCOVID-19 感染確認が急増。
主催者の1人から「施術は受けたいけど、北海道にCOVID-19 を持ち込まれるのはと、心配している人がいるんですが…、信子先生いかがですか?」とのメールが届きました。

私は躊躇することなく、すぐに次のように返信しました。
「私は学生時代から“有益性が危険性よりも大きい時は、有益性を選ぶ”という“安全性の考え方”に則って行動してきました。
ごく低い感染率で、しかも重症化する確率が低いCOVID-19 を恐れて、施術を受けるのを辞めるか、極めて高い確率で進行する可能性の高い目・舌・歯・口腔咽喉頭機能・呼吸機能などの低下を防ぎたくて施術を受けるか、クライアントの皆さんの考え方次第です」と。

私はCOVID-19 よりも体のゆがみの方が、子ども達の将来を暗くすると考えて行動しています。子どもたちのゆがみを見て、見ぬふりができないのです。
飛行機や電車が動いている限り、私が元気な限り、施術には行きたいと思っています。

助産師や整体師の仕事は Stay homeの期間中も自粛対象ではありませんでしたし、「施術会をヤメロ!」という資格は誰にもありません。
Stay home期間中は、公設会場は貸出そのものを中止しているところが多かったので、使わせてもらえませんでしたが、今回はそんなことはなく、感染防止対策をきちんと実施することを条件に貸してもらえました。
ましてや、個人が所有する助産院などの施設では、施術会を中止する必要はないと思っています。
もちろん、「3密」にならないよう配慮し、手指やベッドなどの消毒も1人の施術が終わるたびに行うなどの感染防止対策を、しっかりと取りました。
北海道から帰ってからもう2週間が過ぎましたが、どこからも「施術を受けた方からCOVID-19 感染確認者が出た」などの知らせはなく、「予想通り!」と思いつつもホッとしています。
私も夏風邪などの症状すら全くなく、元気に働いています。

【考え方の根幹】
ところで、先ほど書いた“安全性の考え方”は、私が看護学生時代に公衆衛生の先生から学び、紹介された本も読みました。
ちょうどそのときは1970年代に入り、公害問題が深刻化した頃であり、その考え方は、国や自治体の政策、会社や個人の方針の根幹とすべきと学びました。
例えば薬や予防接種でも同じです。薬にも予防接種にも、副作用が全くないなんてものはありません。でも、わずかばかりの副作用を恐れて、使わなかったら多くの人が病気で命を失うことになります。

Stay home という政策の効果・有益性は確かにあったと思います。しかし、失業者・倒産・自殺の増加、経営・財政の悪化、景気衰退などの副作用・弊害はあまりにも甚大ではないでしょうか?
100年前のスペイン風邪と呼ばれたインフルエンザでは、日本では人口の約40%が感染し、全人口の0.8%にあたる約45万人が死亡したとされています。
今の日本の人口の0.8%は約100万人。しかも、この時は子どもや若者がたくさん亡くなったそうですから、凄まじさに身震いします。

【免疫力の高い体作りを目指して】
人類の歴史は感染症との戦いの歴史でもあります。ペスト・コレラ・インフルエンザ・天然痘・結核・マラリア・梅毒…、実に多種多様な感染症との闘いの歴史が積み重ねられてきました。
でも、そんな中でも罹患することなく医療・看護に携わった人がいるのです。一言で言えば、免疫力の高い人なのでしょうね。どうしたらそんな高い免疫力を持つ人間になれるのでしょうか?
昔から「姿勢が悪いと病気になる」と言われてきましたが、「これは正しい!」と私は思っています。きれいな姿勢で運動も踊りも仕事も、気持ちよくできる体作りを目指して、これからも働き続けます。
だって、日本の各地で“信子先生ファン”が私の施術を待ち望んでいるし…、ね(^^)v 
⇒ https://blog.ap.teacup.com/majyosanba/2837.html