総合病院勤務助産師 Yさんのコラム
体調不良に悩んでいる人々の力になりたい

 
【はじめに】
 皆さんはじめまして、総合病院勤務 助産師Yです。私は自分の体に不調が多く、仕事だけでなく日常生活にも支障をきたしていました。トコ企画、トコ・カイロプラクティック学院との出会いにより、休日は仕事のために体力を温存する生活から、休日も仕事も楽しむ人生に変わりました。同じように体調不良に悩んでいる方の力になりたいと、現在、総合ベーシックセミナーで勉強をしています。

【活発に過ごした幼少期】
 幼少期の私は、木登りの好きな、とても活発な子どもでした。庭にあった砂場、鉄棒、ブランコ、すべり台で朝から晩まで泥だらけになるまで遊びました。小学生時代は雨の日も雪の日も、往復6キロの道のりを歩いて通学しました。実家の農作業も毎日のように手伝いました。そのおかげで足腰が丈夫になり、学校のスポーツテストではいつも学年トップを争うほどでした。

【検査をすると全て“異常判定”の体に】
 看護科に入学すると、課題のためにパソコンで作業する時間が増え、その頃から慢性的な肩こり・頭痛・眼華閃発に悩まされるようになりました。月経は不規則となり、毎月、不正性器出血が月の半分以上持続していました。
 婦人科で子宮筋腫を指摘され、MRIで尾骨が90°内側に曲がっていることがわかりました。当時バスケットボール部に所属しており、「試合で尻もちをついた際に骨折したのだろう」と医師より言われました。

 社会人になると、さらに体調が悪化しました。職場では電子カルテのためパソコンを、自宅ではスマートフォンを操作する毎日でした。めまい・耳鳴りも出現し、「メニエール病の疑いのため、夜勤も制限すべき」と診断されました。疲労が蓄積すると血圧が170/110を超えることもしばしば。さらに20代で子宮筋腫の手術を2回、卵巣嚢腫の手術を1回受けました。
 手術前検査で心電図異常、壁在性血栓症の疑い、甲状腺ホルモン高値などを指摘され、手術後は創部離開…、原因不明の体調不良が持続しました。乳房に感じたシコリは乳癌ではなかったものの、乳房線維腺腫と診断され、悪性に転じる可能性もあるため、現在も定期的に受診をしています。

 助産師の仕事はとてもやりがいがあり、もっと働きたい、学びたいと感じても、体がついていけない状況。がんばりたくても、がんばれない体に歯痒く悔しい日々でした。

【トコ企画との出会い】
 自分の体に何が起こっているのか、不安で仕方がありませんでした。「このままではいけない」と、整体・鍼治療・スポーツジム・漢方内服・ヨガ・リフレクソロジー・マクロビオティック食事療法・オーガニック食品、さらには、医院で導入されているマッサージ機を購入するなど、「体に良い」といわれるあらゆるものを試してみました。しかし、どれも出費に見合うほどの効果を得られませんでした。

 トコ企画との出会いは2013年9月、岡山で開かれた日本看護学会?母性看護?学術集会のランチョンセミナーで、渡部信子先生の講演を初めて拝聴した際に、「詳しく学びたい方はメンテ“力”upセミナーへ!」と案内を受けました。骨盤ケアと、トコちゃんベルトに興味があった私は、すぐにメンテ“力”upセミナーを受講しました。
 セミナー初日、信子先生から「バスケットボールをしていたのでは?」と言われ、大変驚きました。冬で厚着なのに、先生はどうやって判断をしたのか、興味を持って講義を聴きました。すると以前より抱いていた疑問が次々と解決していきました。

 「なぜ私は深呼吸ができないのか? なぜストレートネックなのか?」病院や整体で尋ねても解決しなかった答えがわかった時は、とても感銘を受けました。整形外科で「骨盤がゆがむなんて考えは、恥ずかしいから口にしないこと!」と、医師より咎められた経験のあった私が、「学びたいことはこれだ!」と感じました。
 目から鱗が落ちた私は、トコ企画のセミナー全てを申し込みました。しかし同月、腹腔内に血腫があることがわかり、手術が決定。一旦すべてキャンセルすることになりました。術後は、呼吸するだけで精一杯。体調も思うように回復せず、生きることに精一杯の日々が続きました。

 術後1年以上続いた体調不良が軽快し、再びトコ企画のセミナーを申し込みました。安産誘導セミナーでは、分娩担当の時に感じていた疑問に対する解決策を知ることができました。子宮口開大7cmから進行しない産婦への対応方法は、今も使用頻度が高く、すぐに実践できる技をたくさん教えていただきました。
 
 新生児ケアセミナーでは「赤ちゃんへのケアを、勤務助産師はなんて軽視しているのだろう?!」と、はっとさせられることの連続でした。黄疸が強い児は反り返りが強く、ゆがみもみられます。口が開かず、舌が出ない児に対しての対処法を知ることができ、「泣き止まない児」「吸着できない児」に対応できるようになりました。赤ちゃん発達応援セミナーでは、発達過程の観察点と支援を知ることができました。
 
 トコヨガ入門セミナーでは、行ったトコヨガ体操により、常に硬く張っていた乳房がふわふわになり、感動しました。未産婦なのに思春期のように胸が張って苦しい思いをしていた私なのに、トコヨガのおかげでマンモグラフィーは全く痛くなく、乳房線維腺腫も大きくなることなく経過しています。
 
 【トコ・カイロプラクティック学院と出会い】
呼吸に着目するヨガに興味があり、トコヨガの即効性を実感した私は、トコちゃんベルトアドバイザーの資格を取得後、トコヨガインストラクター養成講座を受講しました。
 マイナートラブルや逆子、腹直筋離開に対して、妊婦健診ですぐに伝えられる体操はとても重宝しています。呼吸に着目するため、産婦は分娩時の呼吸も落ち着いて行えるようになります。
 両親学級でアイスブレイクできる自己紹介から、興味を持って聴いてもらい、耳に残るフレーズで運営する方法も伝授していただきました。アンケートで満足度の高い両親学級を開催できるようになったことは、自信につながりました。

 恥骨離開で歩行困難になり入院した妊婦や、他のスタッフが対応困難だった乳房トラブルを抱える褥婦に対して、簡単なトコヨガ体操で対応できたときは、「学んでよかった、仕事が楽しい」と思えるようになりました。
 その成功体験から、「さらに病態を学びたい、もっと技術を取得したい」と、総合ベーシックセミナーの受講を考えました。受講を申し込んだ際は「無職の今、受講すべきだろうか?」と悩みましたが、「お金は後から貯めることができる!」と受講を決意しました。第1課程の基本整体からさっそく、様々な整体技術を取得でき、毎回知識と技術を深められています。「“今”学んでよかった」と思う毎日です。

【これから】
 セミナーを受けるたびに私の疑問は解決されていき、対処法を知ることができます。「わからない」が「わかる」になると実践したくなり、仕事もとても楽しくなります。
  分娩担当助産師から「この人、痛がりで進まない感じ」などの言葉を聞いたり、処置のときのみ訪室して、あとはパソコンと向き合っている姿を見かけると、胸が痛みます。
 分娩も、乳房ケアも、新生児ケアも、「上手くいかない原因は何か?」を考え、「どうしたら上手くいくのだろうか?」と、対応できることが本来の助産師の役割ではないでしょうか?
 そして、「寝ても寝ても心身ともに休まらない」「体力温存のために、休日は出かけられない」「興味があるのに集中力が保てない」「解決方法がわからない」…。そんな以前の私のような、多くの人々の力になれるよう、これからも学び続けたいと思います。