トコちゃん先生のコラム
遊び時間の多かった2016年、一転して報道・出版の2017年に?!

 
 後ればせながら、明けましておめでとうございます。年末にテレビ番組の取材申し込みという大きな仕事が舞い込み、また、12/28~1/2は孫と過ごし、その後は取材の手配をあちこちに…。
 というわけで、このコラムの執筆がすっかり遅くなってしまいました。皆様、本年もよろしくお願いいたします。

【遊び時間を多く持てた2016年】
 さて、昨年の私は、近年にないほど遊び時間の多い1年を過ごしました。美術館・博物館巡りに18日間、1日に2ヶ所の日もあるので21ヶ所も! これは人生で最高日数。これ以外にもポンペイの壁画展など、「どうしても観に行きたい!」と熱望しながらも、行けなかったところもあります。私の魔女ブログに記録していますので、お暇な方はのぞいてみてください。
 ⇒http://blog.ap.teacup.com/applet/majyosanba/msgcate26/archive

 観劇・音楽・映画鑑賞などは、12日で13ヶ所、うち映画は2回のみです。これは、2014年、2015年と変わらないくらいなのですが、それ以前の年はほとんどゼロに近い生活を送ってきました。
 2014年から夫と「余生を少しくらいは楽しもうよ」ということにしたのですが、2016年は、2人の日程が合わないのと、趣味も異なるので、一人での行動がほとんどとなりました。これらの記録は
 ⇒http://blog.ap.teacup.com/applet/majyosanba/msgcate20/archive

 それ以外にスポーツ・武術では、空手のお稽古が審査会も含めて17回、カポエイラを1回、それ以外のスポーツはゼロでした。これらの記録は
 ⇒http://blog.ap.teacup.com/applet/majyosanba/msgcate14/archive

 ブログ書きに時間を費やしていることがわかりますね~。でも、書いておかないとすぐに忘れてしまうんです。記銘力低下のひどい年齢になってしまったものです(c_c)
「やれやれ、やっと私も人並みに余暇を楽しめる暮らしができるようになったんや~」などと思うのですが、私と同年齢(67歳)の女性の多くは年金生活者で、悠々自適の暮らしをしている人が多いことでしょうね。

【出版は減ったが、テレビのバラエティ番組に出演】
 昨年は余暇を楽しむ時間が増えた半面、出版・執筆は近年では最低で、新たな単行本の出版はゼロ。雑誌掲載は「GINZA」に“おとなまき”、「ペリネイタルケア」にトコ助産院の骨盤ケアクラスの記事が載っただけでした。
 ラジオでは、JFN系列のFMラジオ「ホンダスマイルミッション」で“おとなまき”が紹介され、「聞きました!」の声の多さに驚きました。それ以外には、インターネットラジオで「なぜ私が骨盤ケアに目覚めたのか?」から、産科医療におけるパラダイムシフトなどという壮大な夢までしゃべりました。
 昨年の最も大きな “出来事”は、12/11(日)の夜、テレビ東京系のバラエティ番組で “おとなまき”が紹介されたことです。ほんの7分間だけの放映でしたが“おとなまき”前後のアブちゃん(北陽)の姿勢の変化が見事でした。

【テレビ放映の余波】
 この番組がきっかけで、年末に取材申し込みが舞い込んだのがBS-TBS、1月28日(土)13時30分~14時に放映予定の「ヒポクラテスの誓い」です。
 私を数日間密着取材する予定とのことでしたが、骨盤ケアをしているのは今や私だけではありません。“おとなまき”の指導なら、助産師の小林いづみさんの方が私よりはるかに丁寧です。骨盤ケア教室なら助産師の西脇裕子さんの教室の方が、はるかにたくさんの人達が参加されています。それで、お二人にもそれぞれ1日ずつ取材してもらうことにしました。
 この取材は年始なので、メンテ“力”upセミナーの取材をしてもらえないのが残念です。その代わり、私が講師を務めるベーシックセミナーや、カイロプラクティックセミナー、私の長男 博樹が講師を務める「交感整体セミナー」の取材を設定しました。
 これら以外に12月のテレビ放映の影響が続いています。イギリスのBBC放送のWeb版で、松尾織絵氏(鍼灸・あんま・ マッサージ師)により"おとなまき"が紹介されました。さらに今度は、ロイター通信社が東京の美えな塾(代表:片山やよい氏)主催の「おとなまき体験&講習会」を報道するとのこと。楽しみですね。

【この通信とコラム】
 というわけで、次のこのコラムは片山やよいさんです。メンテ“力”up通信の配信も楽しい大きな仕事で、トコ企画の川西事務局員と共に、毎月4~5回の配信を続けています。そのうち2~3回はコラムですから、その執筆依頼や、推敲・校正も私の大きな仕事です。世界中の日本語を読める人に「日本にはこんなにたくさん、骨盤ケア・まるまる育児指導ができる人がいるんだよ」ということを知ってもらいたい一心で続けています。

【さらに重大な仕事】
 実は、もっと重大な仕事が、今年5月発刊予定の『先端医療シリーズ48臨床医のための 最新産科婦人科』の執筆です。この中に骨盤ケアについて3ページ分、今月末までに原稿を書いて提出することになっています。このような医師が医療の指針として読む本に、執筆依頼をいただくなんて、何て名誉なことでしょう。
 それから、久々に単行本が出ます。『安産のための骨盤ケア』シリーズの第2弾として、『産後の骨盤ケア(仮)』が、家の光協会から8月末頃に発刊予定です。あっ、忘れてはいけませんね、トコ企画からは『赤ちゃん発達応援バイブル(仮)』を出番準備中です。

【おわりに】
 私の学生時代からの座右の銘は、「学ぶとは真実を胸に刻むこと、教えるとは共に未来を語ること」です。これは、フランスの詩人 ルイ・アラゴンの詩集『フランスの起床ラッパ』の中の一節ですが、私流に少しアレンジしています。
 公務員を辞めて事業を始めてからの座右の銘は「自分で風を起こし、その風に乗れ」で、これは 藤誠志=元谷外志雄氏(アパグループ社長)の言葉です。

 「ヒポクラテスの誓い」といい「先端医療シリーズ」といい、「時代が変わったな~、やっと骨盤ケアに追い風が吹いて来たな~」と大きな風を感じるようになりました。1998年4月に開業して以来、ずーっと自分でウチワをパタパタさせながら、風を起こし続けたのが、やっと風になったんですね~。
 今年は昨年のように遊び時間を持てなさそうですが、昨年の充電をフルに使って働きます。皆さんもぜひ、飛躍の年にしてくださいね!