皆さんこんにちは。楽しいセミナーが満載のトコ企画で、新生児ケア・骨盤ケア アドバンスセミナーの講師をしている小林いづみです。
主に東日本を担当することになっていたのですが、どういう訳か北海道・北陸・四国・九州・沖縄と、ほとんど全国を飛び回っています。それには訳がありまして、骨盤ケア アドバンスセミナーの講師は私と上野順子先生の2人なのですが、上野先生は飛行機に怖くて乗れない人なのと、まだ新生児ケアセミナーの講師をされていないことが大きな理由です。地方からの要望は「新生児ケアと、骨盤ケア アドバンスの2日連続」が多いため、子育てで忙しいこともない私が、必然的にほとんどの地域に出向くことになってしまったのです。
さて、またまたメンテ“力”up通信のコラムを書くことになったのは、赤ちゃん発達応援セミナーの講師もすることになったからです。
これまで、赤ちゃん発達応援セミナーは、竹内華子先生1人で講師を担当されてきました。そのため、セミナー名に“花子さんの”が付いていたのですが、これが消え、私と山口香苗さんが講師陣に加わり、3人での担当となりました。こうなったのは花子先生の強い要望があったからです。花子先生は「発達アドバンスセミナーを新たに立ち上げたい」との意欲満々なのと、ご家庭の理由で北陸・京都・東京までの範囲しか出向けず「富山から遠い地域での開催要望に応えられずツライ」とおっしゃるのが理由です。というわけで、10月15日(木)東京の高輪で、講師デビューします! この日のアシスタントは山口香苗先生で、11月13日(金)名古屋でデビュー予定です。
新生児ケアセミナーも骨盤ケア アドバンスセミナーも、たくさんのスライドをパワーポイントでお見せしながらの講義と、たくさんの実習で、いっぱいの内容を10時から16時の6時間足らずの時間に、ギュ~ッと詰め込んでお伝えしています。でも、受講者の皆さんは、もっと知りたいことや質問がいっぱいのようで、なかなか会場を去りがたいのが現状です。
そもそも、こんなに体がまともに使えない私が、「人間の発達についてのセミナーの講師をするのもどうかな?」と悩みましたが、「逆転の発想でやればいいかも?」と考え講師を受諾しました。逆転の発想とは…、歩行器・かたかた押しで育てられた私は、それらをはじめ体を動かす遊びに「楽しかった~ o(^-^)o 」という記憶がありません。「そんなことを覚えているの?」と言われそうですが、自分の体や・道具を思うように使えなかった」という重~い記憶があります。
保育園時代、転んで両膝を思いっきり打撲して擦りむいたことがあります。大人からみれば、“なんてことのない怪我”だったことでしょう。でも、私としては、それがきっかけになったと思うのですが、「転びたくない・怪我したくない」と考えるようになり、遊ばない子になったようです。「苦手なことをできるようになりたい」とさえ思うことなく大人になり、楽しい記憶といえば、手足を同時に大きく動かさなくてもできる「手芸」くらいです。会話も普通にでき、自分のことはとりあえずやれて、学業成績もそこそこだったので、親には問題視されずに大人となり、3人の母となりました。ところが、渡部信子先生の整体セミナーに参加したとき、先生は私の体の“おかしさ”を指摘されたのです。何度もセミナーに参加し、講義を聞き、実習するうちに、体の使いづらさの理由が分かるようになり、感じられるようになってきました。
2か月ほど前に初めて、大人用の“おひなまき”=“おとなまき”を体験して、「吸引分娩、仮死Ⅱ度で生まれた直後や、怪我したときに“おひなまき”で丸く包んでコロコロしてもらえていたならなぁ~」と悔しい思いでいっぱいになりました。でも今さら、赤ん坊に戻ることはできません。“おひなまき”“おとなまき”は魔女ブログに書かれている、身体へのアプローチのみならず、脳へのアプローチもさることながら、体のゆがみや、感覚・運動の脳のリセット効果もあるかもしれません。赤ちゃん発達応援セミナーを受講し、“おとなまき”を体験し、いっぱい感じてみてください。 私のような辛い体のまま大人になる人が少しでも減るよう、加えて、グレーゾーンの子どもたちや、その養育者のみなさんに、エールを送れる講師になれるよう頑張ります。…小林 いづみ
みなさんこんにちは、小林いづみ先生と同様、2種目のセミナー講師として、主に中部地区を担当している、静岡県浜松市の山口香苗です。
11月13日(金)名古屋にて、3種目めのセミナーの講師デビュー予定です。そんな私の意気込みをお伝えします。
ところで、母子のどんなことが気になりますか? 私の助産院には、個人施術希望の方が多く来院されます。浜松という風土のせいか、体操を毎日こつこつ根気よくやるより、「お金は出すからちゃちゃっと治して!」という方が多いのがとても気になります。そんな時、一番気になるのが、頸椎から上部胸椎のコリ・ゆがみです。触診すると“ねちゃねちゃっとした感じ”です。次に気になるのが、目の動きと肌つやの悪さ。こんな人たちの子宮は…? 想像がつきますね。こんな時の問診の様子をいくつかご紹介します。
私のQ : 歩行器に乗っている写真、アルバムにありませんか?
ママのA:「あります! あぁ! 結婚式でその写真使いました (*^^*)!!」
「歩行器に乗って、縁側から落ちたって聞いたことがあります。アハハ(^o^)」
いやいや…笑えません。
私のQ :この自覚症状、いつからですか?
ママのA:「肩こりは…小学校からです。ランドセル背負うと頭が痛かったです。」
「O脚に気づいたのは…小学校入学式の集合写真が既にO脚でした。」
最近、助産院に来られるママの8/10人は歩行器を使用した経験があります。問診票に書かれる自覚症状のうち最低でもひとつは、小・中学校時代からあります。
これってなぜだと思いますか? 人生のかなり早期の段階で、体に不調が起きている証拠です。小学生の体力テストの成績が、年々低下していると聞きます。運動会の玉入れでは、下投げの子が多い。組体操でも倒れる子が多いため、ピラミッドを作るのは1基のみ。地元の小学校でも子どもの体に変調がみられています。「まるまる育児で育っていたら…?」「“おひなまき”体操をしたら、あの子どうなるのかなぁ?」こんな思いが沸々と湧いてくるのです。子どもの発達には順序があります。発達の飛び級はなしです。しかし、世の中には、「親だけが楽な育児グッズ」があふれ、「子どもの健やかな発達を考えているのか?!」と怒りが湧き上がってくる育児グッズがあふれています。これが子どもの不調を増やす原因となっているとしか私には思えないのです。
「子どもの発達の順序って何か? 順序を踏むべき理由は? 健やかな発達を促すケアは?」。リニューアルした赤ちゃん発達応援セミナーでは、このような内容を、充実した講義と実習で皆さんにお伝えします。子どものことを本当に考えた知識とケアが、皆さんの手から全国に広がり、日本に元気な母子が増えることを願ってやみません。こんな熱い思いを自分の中で日々育てながら、新しいセミナー講師デビューの日に備えています。皆さんとお会いできる日を、楽しみにしています\(^o^)/ …山口 香苗
【お二人のこれまでのコラム】
小林いづみ先生
出生時のダメージが大きく、「ドンクサイ」私が楽な体で、好きな仕事ができる幸せ
メンテ“力”UPセミナーの“3日目”「骨盤ケア アドバンスセミナー」のおさそい
山口香苗先生
「骨盤ケア教室開催頻度 全国最多 & ネオネオ・おひなまきSを全プレ」
150%学べる「骨盤ケア アドバンスセミナー」