トコちゃん先生のコラム 「Joyit 森の家」を訪問
 
11/16(日)、「Joyit 森の家」を、夫と二人で訪問しました。
Joyit とは、『人づきあいがラクになる「心理学の教え」』の著者、井上知子さんが主宰する、「仕事や活動で積極的に社会参加したい女性のためのメンタルサポートの会」です。
私は開業した1年後、この会の発足と同時に入会しましたが、皆さんもご存じの通り、忙しくてなかなか行事には参加できません。近年は通信を読むくらいなのですが、井上さんの著書出版のお手伝いをした関係上、井上さんとは、近年かなり親しくお付き合いをしています。
Joyit とはどんなことをしている会かについては、これまでにも何度かこのコラムで書いていますので、これらをお読みください。
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「Joyit の拠点となる“家”を建てたい」と思った井上さんが作りたかったのは、「家の中に入ったはずなのに、そこは外だったという家」だとのこと。
そのイメージにぴったりの木々や川がある土地と井上さんが出会い、建築士・工務店探しから始まり、様々な人達の協力の下、「Joyit 森の家」が完成し、8/23,24 が お披露目会でした。これらのことについては、Joyit のブログに、写真入りで書かれていますので、ぜひご覧ください。私はその両日とも仕事で行けず、ようやく、11/16(日)、その見学 兼 新築のお祝いに訪問したというわけです。

私は Joyit 通信や、ブログを読んで、「きっとその家は、聴竹居の現代版のような家なんやろなぁ~」と想像していました。聴竹居とは、京都府の天王山の麓にある、環境共生住宅の原点として高く評価されている住宅です。
11月のこの時期は、京都の街は観光客でいっぱい、道路も車でいっぱいなので、夫と二人、地下鉄で向かい、蹴上駅で下車。そこからまばゆいばかりの紅葉を眺めながら、南禅寺の方向に歩いて行くと、有名な湯豆腐の店の前に出ます。そこから少し北の方向に進むと、外から見ただけで、「ここや!」とすぐに分かりました。
中に入ると、やはり予想通り、聴竹居の現代版そのもの。建材は間伐材の修正材をたくさん使ってあり、テーブルなどの家具も無駄がないよう、様々な工夫がされていて、井上さんの心がしっかりと伝わってきました。聴竹居同様、とても大きな窓がたくさんあり、周囲の木々の紅葉や東山を眺められるという、生駒の我が家や京都トコ会館とは全く違う、とても素晴らしく心地よい空間でした。
私は、「人間の体は自然の力で強くたくましく」を目指しています。と同時に、住まいも環境も「自然を守り育て、自然の中で生き、楽しみたい」と思っています。でも、家を建てるにも様々な法的規制が大きくて、思い通りの建物を作ることができません。もちろん、そんな希望が叶えられる土地は、京都のような大都市にはなかなかありません。それに、先だつもの(お金)がないために、家を建てられない人も、たくさんいます。そんな京都の街の中で、夢を追い求め、ついに夢を実現させた井上さんは、天晴れですね。人間が心身ともに健康に生きていくためには、もちろん、体のメンテナンスはとても大切ですが、食・住・衣に関しても、よく勉強し、計画し、行動することが大切なのだと、改めて痛感した一日でした。
私のブログ「魔女のひとりごと」にも、この日のことを写真入りで書いていますので、ぜひご覧ください。

なお、11/26(水)、京都トコ会館で、井上知子先生と、家森百合子先生に来ていただき、第1回トコ助産院研修会を開きました。「人間が心身ともに健康に、楽しく生きるのに役立つ研修会」を、これからも、幅広いテーマで、継続して開いていきたいと考えています。
ぜひ、またの機会に来てくださいね (^o^)/~