「“らしく”の母子保健指導力upセミナー」の講師 宮崎 加代子 先生 のごあいさつ
 
皆さま はじめまして。トコ企画主催の新しいセミナー「“らしく”の母子保健指導力upセミナー」の講師を担当することになりました、助産師の宮崎加代子です。

私は平成3年より公立総合病院の産科にて助産師として働き始めました。母子同室の導入を始めとし、BFHの取得を目指し母乳の勉強や、家族立ち会い出産、フリースタイル出産、カンガルーケアの導入などに取り組んでいました。
しかし、どのケアにおいても、壁にぶつかることを体験する中、2001年に渡部信子先生に出会い、すべての原点となる身体を整えるということを知り、「これだ!!」と整体の勉強を始めました。
その後、健美サロンで働き整体を学びながら、セミナーのアシスタントを勤め、その後は旧母子整体研究会及び母子フィジカルサポート研究会の認定講師としてセミナー講師やセミナー企画を担当しました。
現在は数カ所の産婦人科医院にて、骨盤ケア外来や腰痛教室、赤ちゃん教室などを担当しています。

教室や外来でお母さん方への指導をしていると、ほんの少しの表現の違いで相手の反応が大きく変わるということを体験することがあります。
赤ちゃん教室での出来事なのですが、ゲップの時に赤ちゃんの背中を叩くと背筋が緊張してかえってゲップが出にくくなることを説明しました。すると、お母さんたちは次々に申し訳無さそうな表情で、赤ちゃんに向かってごめんねと謝りはじめ、私は何か気持ちがすっきりしませんでした。
別の日の赤ちゃん教室では、授乳の後には赤ちゃんにぐっすり眠ってほしいですよね。赤ちゃんが眠くなるように優しく背中を撫でてくださいとマッサージをしてもらいながら、身体の緊張をとってあげることがゲップを出やすくすることを説明しました。そうすると赤ちゃんたちはとても気持ちよさそうな表情に、それを見たお母さんたちが笑顔になり、教室がとても和やかな雰囲気になりました。

同じことを伝えるのにも、表現の仕方を変えることで、こんなにも違いが出るということを実感するなかで、「このような保健指導のちょっとした工夫について学び合う場所を作りたい!」と思い、「らしく」という会を立ち上げました。「らしく」の講師は、受講生の皆さんに教えるという立場ではなく、受講生の皆さん同士の学び合いをサポートしたり、私達が今まで色々な方々から教えていただいた様々な保健指導の秘訣を、“伝える”という役割をしていきたいと思っています。
トコ企画主催の「“らしく”の保健指導力upセミナー」は、6/27(金)大阪、7/14(月)倉敷と始まり、そのような保健指導について語り合い、学びをシェアする場の第一歩としたいと考えています。

皆さんと保健指導について語り合えることを楽しみにしています。